ご本人へ
ふつうじゃないってすごいこと。
これを読んでいるあなたは、勉強についていけないとか、うまく学校になじめないとか、学校に行くのをやめてしまったとか、いろいろな悩みを抱えている人でしょうか。日々ストレスをたくさん抱えていたりしませんか。
なんでみんなと同じようにできないんだろうとか、なんでみんなと楽しくできないんだろうとか思っていたりしますか。
それはもしかしたら、あなたが普通とは少し違った感じ方をするからかもしれません。
普通じゃないことって本当はすごく貴重なこと。
普通だったら普通のことしかできないけど、普通じゃなかったらほかの人ができないことができるかもしれないんですから。
普通じゃないことの価値に、今は気づくことがなかなか難しいかもしれません。
今の学校制度だと、みんなで机に座って、同じことを同じように学ぶ人しか、受け入れることができない仕組みになっています。それにはまることができればいいです。でもそれが合わないなと思ったら、大変な思いをしなければならない。
そうこうしているうちにどんどん勉強も遅れちゃったりして、友達ともうまくいかなくなっちゃったりして、なんか自分って何にもできない人なのかなって思っちゃったりして・・・。
たとえ学校になじめなくても、あなたの価値は変わりません。
みんなと同じようにできなくても、あなたのすばらしさは変わりません。
勉強がうまく進まないのは、理由があるかも
めちゃくちゃがんばってるのに勉強ができるようにならない人、いませんか?
もしくは、どうしても勉強が手につかない人、いませんか?
努力は正しい方法でやらなければ、成果が出にくいものです。その正しい努力は、人によってだいぶ違ったりもします。
勉強が手につかない自分はダメなやつだと思ったりしますよね。でも、意思の力で努力ができる人なんて、そんなに多くはいません。
また、読み書きの困難さ、数字の理解への困難さを抱えている場合、ふつうの努力の仕方では学習が進まないこともあります。このような特性についてまだまだ認知が進んでいないため、「頭が悪い」「勉強ができない」となってしまいます。
そんなときには、パソコン、タブレットの活用などを行い、適切に能力を補ってあげれば、学習が進んでいくこともあります。
集中できない理由もいろいろあります。頭の中で考えがどんどんわきでてきたり、どうしても決まったやり方じゃなければ許せないなど、学習を邪魔する原因はいろいろあります。
それはあなたの特性であり、あなたのせいではありません。
学校にいけなくなったときには
学校はかなり特殊な場所。
合わない人だっています。それはそれほど驚くことではありません。
だから、いけなくなる子ももちろんいます。
もしあなたが、とても疲れている、傷ついているというときには、まずはゆっくりと休んで。
そんな時に動こうと思っても、苦しいですよね。
人間しっかり休まなきゃいけないときもあります。
そうしていたら、必ず元気が戻ってきます。
そのときにまた、自分のやりたいことから始めましょう。
たとえばあなたが、この経験を活かして学校の先生とか、医者とか、公認心理師になりたいと思ったとします。
そのような職業に就こうと思ったら、どうしても大学にいく必要があります。
大学にいく必要がない仕事だったとしても、実はまなび続けるってとても大切なことです。
少し休憩したあとでも大丈夫。またはじめればいいです。
私たちは、そんな「まなび」をサポートしている人たちです。
無理にやらなくてもいいから、ちょっとがんばってみたいなって思ったら、気軽に声をかけてくださいね。
まなぶこと、新しいことを知ることって、実はとても楽しいです。
保護者の方へ
たくさんある放デイの中でも、BrilliusのHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たちは、教員経験を活かした、学習支援に強みをもつ放課後等デイサービスです。
これを見てくださっている方は、お子様について、学習の遅れ、または不登校などのお悩みをお持ちの保護者の方でしょうか。
勉強が苦手、学校に行けない、それでもいい
学校に通う子どもたちの特徴は非常に多様化し、正直今の学校制度では受け止めきれなくなってきているのは、誰もが感じているところだと思います。
それでいながら、いまだに学校に行って学習をし、いい大学に入っていい会社に入るということが、幸せをつかむための唯一の方法であるかのように思われています。
たしかに、「いい会社」に入ることが幸せなのだとしたら、学歴偏重主義は色濃く残っています。
「いい会社」はたくさんの募集をさばく必要がありますから、人物の前にまずは学歴でふるいをかけるというのは、ごく自然なやり方だからです。
でも、そもそも「いい会社」に入ったところで、一生が保障されるわけでは決してありません。
大企業でも突然つぶれる可能性がある時代です。
フリーランスという生き方も、だいぶ一般的になってきました。
企業は社員を抱えることなく、フリーランスを外注する(業務委託する)という方法に変えていくかもしれません。
すでにSEの世界では一般的になりつつあります。
成績優秀で生徒会長、部活の部長をバリバリやっているというのももちろんすばらしいことです。
でも、学習が遅れている、学校に行けないということを、それほど悲観的にとらえる必要はないです。
ゆっくりじっくり、追いついていけばいいんです。
子どもたちのよさを発揮してもらうために
とはいえ、学校の勉強が遅れたままだと、どんどん自信をなくしてしまう危険性があります。
そのことでその子のもつすばらしさが埋もれてしまい、何もできないように錯覚してしまうかもしれません。
そうならないために、学校の勉強を少しずつ進めましょう。
どこでつまづいているのかを分析し、重点的に取り組みます。
学習は積み重ねなので、どこかの土台が弱いと積みあがっていかないものです。
土台をしっかりと固めることを意識して支援します。
そのうえで自分の得意なことは何なのか探していきます。
いろんなことに挑戦してみましょう。
1日利用の際には、特別な集団活動を行います。
日常的にChromebookを使うことができますが、PC操作やゲーム作りを行うこともあります。
その中から、お子様にあった活動が見つかるかもしれません。
その中から、その子にしかできないことを見つけましょう。
子どもの生き生きとした未来に向けて
10年後20年後どのような世の中になっているかは正直わかりません。
しかし、ITリテラシーが必要不可欠であることは変わりませんし、人と人をつなげる仕事がなくなることはあり得ません。
AIを使いこなすことができる人材は、より重宝されるようになるでしょう。
そしてこれらのことが、学校の勉強で十分に身につくとはとても思えません。
学校の学習内容は変わっていくと思いますが、世の中の変化のスピードについていくことはできないでしょう。
もちろん、学校の学習には価値があります。
国語で得られる読解力はすべての学習の基本ですし、論理的な思考は数学によって磨かれます。
日本人なら日本の歴史は知っておきたいですし、社会の仕組みをある程度理解して生きていきたいです。
理科は世界の見え方を変えてくれるし、世の中にあふれる情報を、自分の基準で取捨選択することができます。
大学卒業が必須である職業も多々あります。
でも、学校の勉強だけでその子のことをはかることは到底できません。
私たちも難聴の息子がおりますが、不安がないわけではありません。
ですが、難聴である前に一人の人間であり、たくさんのよさを持っています。
難聴であることによってそれらが隠れてしまい、うまく発揮できないということだけは避けなければならないと思っています。
むしろ難聴であることによって私たちとは違う世界が見えています。
ご利用いただける保護者の方々とは、試行錯誤しながら、時には悩みを相談しあいながら、子どもたちのよりよい未来に向かっていけたらと思っております。
保護者同士の交流や、勉強会なども行っております。活動の様子はいつでもお気軽にご覧ください。
こどもの支援はまず、保護者の方から
ご相談については、当事業所を利用する前提でなくて構いません。
お子様にとって、言うまでもなく保護者の方の存在は非常に重要な存在です。
保護者の方も迷い、傷つきながら子育てを行い、お子様と接していますよね。
そんな様々な想いを、私たちにぶつけてみてください。
誰かに話すだけで頭の中は整理されるものですし、もしかしたら具体的な方法が見つかる可能性もあります。
たとえば、不登校のお子様をもつ保護者の方とは、今までたくさんお話しさせていただきました。
ご利用に至っていない方もたくさんいらっしゃいます。
お子様の準備が整っていないと、放デイに通うことすら大きな負担になってしまうからです。
でも、いつかお子様が本気で変わりたい!と思ったとき、必ずお力になれると思い、その出会いを大切につないでいます。
結果、別の事業所をご利用することになったとしても、やっぱり学習には向いていないとお子様が判断され、進学しない選択になったとしても、お子様自身が決めたことであれば、全力で応援します。
そんな感じですので、ぜひお気軽にお話しをお聞かせくださいね。
さいごに、保護者の方にお願いしたいこと
保護者の方に2つ、お願いしたいことがあります。
それは、「保護者様ご自身を大切に」と、「お子様の意思を尊重すること」です。
保護者様の中には、我が子を思うあまり、ご自身を犠牲にしてしまう方がいらっしゃいます。
時にそういうときもあるかもしれませんが、お子様は当然不完全であり、保護者様の助けがなければ生きていくことすらままなりません。
お子様にとってもっとも大切な存在が保護者の方なのです。
また、お子様が心配すぎて、ついついいろいろなことを言ってしまうことがありますよね。
ですが、大きくなればなるほど、自分の意思を尊重してほしいと強く願うものです。
冷静に考えればわかることでも、頭ごなしに言われてしまうと反発が生まれます。
ぜひ、お子様の意思を尊重することを忘れないでください。